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7月に行った旅の三日目は襟裳岬でした。”風の館”に入ったものの、景色は霧で何も見えません。
お客さんもほとんどいません。女性職員さんは「天気の良い日は、アザラシや、ラッコも見る事ができるんですよ。でも、今日は残念です」と言って、ホールの隅に落ちてる小さなゴミを拾いました。
襟裳岬には2匹のラッコが住んでいるそうですよ。
まあ、こういう時もあるわよね・・・
そんな私たちに、今度は若い男性職員さんが、館内の展示物などを案内して下さいました。
「そう言えばさ、オレ昔若い頃に泊まった民宿のおやじさんが『”襟裳岬”の歌を作詞した”岡本おさみ”さんを泊めたんだぞお〜。あの”襟裳岬”の曲はさ、俺んちのに泊まった事で考えついたのさ。ほれ、色紙もあるんだぞ~』と言って、その色紙を自慢げに見せてくれた事があったなあ」と言いました。
”岡本おさみ”さんという方は、『岸田智史のきみの朝』とか『吉田拓郎の旅の宿』とか『由紀さおりのルーム・ライト』など、多くの曲を手がけた作詞家です。
「あれは何と言う名前の民宿だったかな・・」
と旦那さんがぽつりと言うと、傍で聞いていた職員さんが、
「あの、ちょっとお待ちください。今わかる職員を連れてきますから」
と言って、足早に消えて行きました。
「あ、いえ、いいんです、ただ思い出しただけですから・・・」行っちゃった・・。
しばらくして、ちょっと年配の職員さんがやってきました。
「あの、”襟裳岬”の作詞さをされた”岡本おさみ”さんが泊まられた民宿は確か『すみれ荘』です」
「ああ、そうだ!そうだった思い出した!」
年配職員さんは続けて
「『すみれ荘』に泊まった”岡本おさみ”さんは、そこで、曲のイメージを考えたそうです。曲がヒットにてしばらくしてから、バスに乗って再び『すみれ荘』を訪れたのですが、その時にはすでに、おやじさんは亡くなっていたそうですよ」
そうなんですか。わざわざ教えて頂き、ありがとうございました。
「いえいえ、今日はこんな天気でしたが、館内をごゆっくりご覧下さい」
「襟裳の春は何もない春です〜♪」の襟裳岬は、ちょっと優しい職員たちのいる”風の館”のある岬です。
襟裳岬の”風の館”で、もし、霧で景色が見えなかったら、券は1年間有効だそうです。
また行かなくっちゃ。
ここでは風速25メートルの風を体験する事ができます。
うひょ〜〜〜〜〜、よだれもカメラもブルブルどえ〜す。
私も先週、襟裳岬行ってきましたぁ。
晴れてたけど、ラッコ見えませんでした。
こばんも一緒だったから、「風の館」に入らなかったですぅ。
というより、階段の上り下りで、クタクタで
それどころじゃなかったんですぅ~(苦笑)
7 さんへ
そうですか~!ラッコ,見られなくって残念でしたね。
アザラシは見えたかな?
けっこう歩くので、私も、足にきていました。
最近は特に弱ってきちゃったかも!
トレーニングして、もっと丈夫にならなくっちゃです。